Binance 先物 API の設定方法:先物許可・IP 制限・両建て・マルチアセットモード

自動売買用の Binance USDⓈ-M 先物 API の設定手順。「先物を有効化」のみ(出金は不可)、IP アクセス制限にプラットフォームのサーバー IP、両建てモードをオン、マルチアセットモードをオフにして USDT 単一資産証拠金、検証エラーの確認方法まで。

Binance は OKX より 2 つ手順が多くなります。API キーをプラットフォームのサーバー IP に限定すること、そして USDⓈ-M 先物で両建てモードをオン・マルチアセットモードをオフにすることです。権限は「先物を有効化」のみで、「出金を有効化」は付けません。

始める前に:先物口座と資金を用意する

Binance で USDⓈ-M 先物口座を開設し、戦略に使う USDT を現物から USDⓈ-M 先物へ振り替えます。戦略専用のサブアカウントがおすすめです。プラットフォームは自分が建てたポジションだけを管理し、ほかのポジションがある口座は引き受けません。

Binance と OKX はそれぞれ自分の取引所に上場している銘柄を監視し、同じ戦略設定が両方で独立して動きます。発注するのは、その時点で連携している 1 つの口座だけです。

ステップ 1:API キーを作成して権限を設定

Binance の API 管理でシステム生成の API キーを作成し、ラベルを付けてセキュリティ認証を完了します。API キーとシークレットキーが表示されますが、シークレットは一度しか表示されないのですぐに保存してください。

「制限を編集」で「先物を有効化」だけにチェックし、「出金を有効化」にはチェックしないでください。出金権限がなければ、プラットフォームは資金を移せません。

ステップ 2:IP アクセス制限

同じ画面で IP アクセス制限を「信頼できる IP のみ」にし、プラットフォームのサーバー IP を入力して保存します。IP はプラットフォームの「アカウント」ページにある Binance 連携手順と、よくある質問ページに表示されています。

IP 制限のないキーは Binance が取引権限を外すことがあり、突然発注できなくなるため、この手順は省略しないでください。

ステップ 3:両建てモードと単一資産証拠金

USDⓈ-M 先物の取引画面で「設定」を開き、ポジションモードを両建てに、マルチアセットモードをオフにして、USDT 単一資産を証拠金にします。ポジションや未約定注文があると切り替えられない場合があるので、先に整理します。

システムはロングとショートのポジションと損切りを別々に管理し、口座設定を代わりに変えることはありません。設定が違えば連携時の検証で何を直すべきか表示されます。

ステップ 4:連携して資金を確認

「アカウント」ページで Binance を選び、API キーとシークレットを入力します。プラットフォームはまず Binance で検証し、暗号化して保存します。平文が再び返されることはありません。

続いて「戦略」ページの資金チェックで、資金が足りなければ推奨値を反映し、戦略がオンで自動執行モードになっていることを確認します。

検証に失敗したときの確認ポイント

Binance の認証情報の検証に失敗した場合:キーとシークレットが全部コピーされているか、「先物を有効化」にチェックがあるか、IP 制限にサーバー IP が入っているかを確認します。

両建てが必要、またはマルチアセットモードをオフにする必要がある場合はステップ 3 に戻って再検証します。不明なポジションがある場合は、既存ポジションを決済するか、まっさらなサブアカウントを使ってください。

Binance API に IP 制限は本当に必要ですか?
必要です。「信頼できる IP のみ」を選び、アカウントページの Binance 連携手順に表示されるサーバー IP を入力してください。制限のないキーは取引権限を外されることがあります。
なぜマルチアセットモードをオフにするのですか?
システムは USDT 単一資産証拠金で利用可能資金とリスクを計算します。マルチアセットモードではほかの資産も証拠金に数えられ、計算上の利用可能資金が実際のリスクと合わなくなるためです。
Binance と OKX を同時に連携できますか?
戦略設定はそれぞれ独立して動きますが、発注するのはその時点で連携している 1 つの口座だけです。